付録付録B ・ 読むのにかかる時間 約4分

つまずき辞典

困ったときはここ。症状から引けます

困ったときに、症状から引ける辞典です。頭から読む必要はありません。いちばん多い相談は最初に置いてあります。

利用の上限まわり

症状と対処

「上限に達しました」と出て使えなくなった
故障ではありません。プランごとに時間あたりの利用量が決まっていて、時間が経てば回復します。表示されている再開時刻を確認してください。毎日のように当たるなら、付録Aの課金サインです。急ぎの作業が途中なら、要点をメモしておいて、回復後に第04章の「仕切り直しの頼み方」で再開するとロスがありません。
回答が途中でぷつりと切れた
「続けてください」で続きが出ます。長大な出力を一度に求めたときに起きやすいので、大きな仕事は「まず目次だけ」「次に第1章だけ」と分けて頼むと安定します。
混雑していると表示された・応答が極端に遅い
時間帯によってはアクセスが集中します。少し待つのが基本です。何日も続くようなら、公式のステータスページ(status.claude.com)で障害情報を確認してください。

回答の中身まわり

症状と対処

事実と違うことを、自信満々に言う
第06章のハルシネーションです。「その情報の出典を教えてください」「ウェブ検索で確認してください」と返してください。予防としては、事実確認が大事な頼みに「分からないことは分からないと言ってください」を添えるのが効きます。
言った条件を無視した回答が返ってくる
会話が長すぎて前半の条件がかすんでいる可能性が高いです(第06章の「覚えられる量に限りがある」クセです)。条件をまとめて再掲するか、新しいチャットで条件ごと仕切り直してください。プロジェクトの指示に入れておけば、そもそも忘れられません。
回答が英語や中国語で返ってきた
「日本語でお願いします」で直ります。続くようなら、スタイルやプロジェクトの指示に「常に日本語で回答する」と書いておいてください。
どの案もピンとこない
頼み方に情報が足りていないサインです。第03章の魔法の一文「良いものを作るために必要な情報が足りなければ、先に質問してください」を送って、質問に答える側に回ってください。

ファイル・アーティファクトまわり

症状と対処

ファイルが大きすぎて添付できない
必要な部分だけ抜き出して渡すのが基本です。PDFなら該当ページだけ、Excelなら該当シートだけ。「どこが必要か分からない」ときは、目次や1枚目だけ渡して相談してください。
アーティファクトのツールがエラーで動かない
「エラーが出ています。直してください」とそのまま伝えてください。画面にエラー文が出ていれば、コピーして貼ると一発で直ることが多いです。自分で原因を探す必要はありません。
昨日作ったアーティファクトが見つからない
アーティファクトは、それを作った会話の中にあります。サイドバーの履歴から当時の会話を開いてください。会話のタイトルを検索する機能も使えます。
間違えて会話を消してしまった
削除した会話は基本的に戻せません。大事な成果物は、できた時点でコピーして手元(メモアプリやWord)に保存する習慣をつけてください。とくにアーティファクトの完成品は、ダウンロードしておくと安心です。

気持ちまわり

症状と対処

何を頼めばいいか、思いつかなくなった
道具側から発想する必要はありません。今日の仕事の中で「気が重いもの」をひとつ思い浮かべて、「これ、どこまで手伝えますか」と聞いてください。仕事側から入るのが正解です。
周りに使っている人がいなくて、これでいいのか不安
この教科書の章末チェックリストが全部埋まっているなら、使い方はすでに世の中の平均を超えています。あとは第13章の「必ずClaudeを通す業務」を続けるだけです。相談相手が欲しくなったら、付録Cの窓口をどうぞ。
画面や機能名が、この教科書と違ってきた
AIの画面は数か月単位で更新されます。この教科書は考え方を軸に書いてあるので、名前が変わっても中身は通用します。迷ったらClaude本人に「昔〇〇と呼ばれていた機能はいまどこにありますか」と聞いてください。ページ下部の最終確認日も目安になります。